診療時間 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~ 12:00 |
〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
14:30~ 18:30 |
〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | ~17:00 | × |
※祝日がある週は水曜日も診療 | |||||||
※診療時間内での受診をお願いしております。 | |||||||
詳しくはカレンダーをご参照ください。→ |
※「PiTaPa」はご利用いただけません。
※その他各種カードを取り扱っております。詳しくは受付スタッフまでお問い合わせください。
※狂犬病ワクチン接種代金及び登録料のお支払いは【現金のみ】となります。ご理解のほどお願い申し上げます。
腫瘍科
人間同様に、たくさんの犬や猫が悪性腫瘍(癌)を原因に亡くなっています。しかし犬や猫の癌は人間に比べ見つかりにくく、発見されたときにはすでに進行してしまっていることが少なくありません。
日頃の健康チェック、食事や運動などの健康管理と併せて、定期的な獣医師による診察が必要です。
また癌の症状は種類や派生部位により様々で、その治療方法も近年の飛躍的な獣医療の発展により増えています。
正確な診断と適切な治療方法の選択が大切です。
当院では年間約120件の悪性腫瘍摘出手術を行っております。
■犬に多い腫瘍
・リンパ腫
・肥満細胞腫
・乳腺腫瘍
・口腔内腫瘍
・肛門周囲腺腫
・軟部組織肉腫
・骨肉腫
・肝臓腫瘍
・膀胱腫瘍 など
■猫に多い腫瘍
・リンパ腫
・白血病
・扁平上皮癌
・線維肉腫
・肥満細胞腫
・皮膚の腫瘍
・乳腺腫瘍 など
循環器科
循環器科では主に心臓の疾患を診療します。
心臓病は犬猫ともに発症率が高く、先天性疾患と後天性疾患に分かれます。発症後は年齢に関わらずその機能が回復することはありません。また初期の段階では症状が現れにくいため、気づいた時にはすでに病気が進行してしまっていることもあります。
早期発見をし、できるだけ早く進行を遅らせる治療をスタートすることが重要です。
普段から通常時の呼吸の状態や心拍数を気にしておくこと、シニア期以後は特に聴診・超音波検査(エコー検査)を定期的に行うことをおすすめします。
■犬に多い心臓病疾患
・動脈管開存症(先天性)
・大動脈狭窄症(先天性)
・僧帽弁閉鎖不全症(後天性)
・三尖弁閉鎖不全症(後天性) など
■猫に多い心臓病疾患
・肥大型心筋症
・動脈血栓 など
■注意が必要な犬種
・キャバリア
・マルチーズ
・チワワ
・シーズー
・トイプードル など
■症状
・呼吸が苦しそう
・咳や息切れ
・ふらつきや失神
・多飲
・元気がない
・疲れやすい など
消化器科
消化器とは、口から始まり、食道・胃・小腸・大腸・膵臓・肝臓・胆嚢など幅広い臓器の総称です。
対象範囲が広いので、まずはどの部分に異常があるのかを調べることから始まります。
問診・身体検査・便検査・血液検査・レントゲン・エコー検査・内視鏡検査など多面的な検査を行うことで正しく状況を把握し、適切な治療を行います。
特に元気と食欲がない場合は重篤な状態である可能性があります。速やかに動物病院で検査をしてください。
■症状
・嘔吐
・食欲不振
・下痢や軟便、血便
・元気がない
・鼓腸(腹部が膨れている)
・便秘 など
■検査方法と役割
・糞便検査…糞便の中に寄生虫やその卵がないかを検査します。
・血液検査…同じ症状でもどの臓器の疾患によるものなのかを識別するために行います。
・レントゲン検査…臓器の位置や大きさ、X線を通過しないような異物の誤飲を確認するために行います。
しかし消化管などの管腔臓器の内部構造までは検査することができません。
・エコー検査…痛みを伴わないため動物にとって負担の少ない検査方法です。
臓器の構造や動きをなどの情報をリアルタイムで見ることができます。
さらに針吸引生検と組み合わせて行うことで細胞を調べることができます。
整形外科
動物が正常に歩くためには運動器官(骨・靱帯・関節・筋肉・神経等)が正しく機能することが必要です。
整形外科では運動器官の病気や怪我と先天性疾患を診療します。
また動物の種類や体の特徴によって、特に気をつけなければいけない疾患があります。
痛み止めなどの投薬で改善する場合もあれば大掛かりな外科手術が必要な場合もあり、症状が見られる時にはできるだけ早く動物病院を受診し適切な診療を受けることが大切です。
当院では年間約70件の整形外科手術を行っております。
■ 注意が必要な犬種
・ダックスフント(椎間板ヘルニア)
・トイプードル、チワワ(膝蓋骨脱臼・前十字靭帯断裂)
・ヨークシャテリア、トイプードル、ポメラニアン(大腿骨頭壊死症) など
■症状
・歩き方がぎこちない
・歩く距離が短くなった
・歩く速度が遅くなった
・元気がない
・ジャンプをしない
・関節を触れられると嫌がる
・足を地面につけない など
腎・泌尿器科
泌尿器は尿を作り排せつをする器官です。
犬や猫に多い泌尿器の病気の一つに腎臓病があります。
特に高齢の猫での発症率は非常に高く、気づいた時にはかなり進行してしまっていることが多々あります。
腎臓には様々な機能がありますが、一度失われた腎機能を取り戻すことはできません。
腎臓病と診断された場合は、悪化させないことと動物の生活レベル(QOL)の維持を目的とした治療を行っていきます。
また尿管や膀胱に結石ができる症例も多くみられます。
いずれも早期発見と食事やストレスなど生活環境の改善が重要です。
■症状
・多飲
・多尿
・食欲がない
・痩せてきた
・嘔吐
・血尿
・尿がでない など
眼科
目の病気の中には見た目ではわかりにくいものもあります。
フローレス(傷の有無や深さ)や眼圧・涙量など必要な検査を行い、適切な治療を行うことが重要です。
■症状
・充血している
・目ヤニや涙がよく出る
・白く濁っている
・ふらつく、物にぶつかる
・動くものに反応しない
・ちょっとした物音に驚く
・目を掻く
・目を細める
・まばたきが多い など
歯科
犬や猫は日常的な歯磨きを行わないため口の中の細菌が多く、人間を大きく上回る速さで歯石が付着します。
歯石の付着や歯周病が進んでいる場合は機械を使いクリーニングや抜歯などの処置を行いますが、全身麻酔をかけるリスクが生じます。
毎日の歯磨きが難しい場合は、布やデンタルシートで歯を拭いてあげることで口臭や歯周病の予防に繋がります。
また猫の場合は難治性口内炎の治療として抜歯をすることもあります。
当院では年間約160件の歯科処置を行っております。
■症状
・口臭
・口内の汚れ
・食欲不振
・よだれが出る
・口を痛がる
・歯茎が腫れている
・頬が腫れている
・食べ物を口から落とす
・鼻水が出る など
■超音波スケーリングによる歯石除去
動物の安全と充分な処置を行うために、全身麻酔をかけて歯石を除去します。
超音波が出る機械を使用することで、歯を傷つけることなく内側や歯周ポケットなど深い所まで歯石を除去することができます。重度の歯周病時や破損している歯などは抜歯を行います。
また歯科用レントゲンを用いて、より安全で迅速な処置を行います。
皮膚科
皮膚の痒みや炎症などの症状を診療します。
皮膚疾患の原因は体質や細菌・アトピーやアレルギー・ストレスなど様々です。
原因をいち早く見つけ症状に合った治療をすることが重要です。
顕微鏡を使った皮膚検査や細胞の検査・アレルギー検査などを行います。
■症状
・痒み
・赤み
・フケが多い
・ベタベタする
・臭い など
耳鼻科
耳の病気で圧倒的に多いのが、外耳炎です。細菌性、マラセチア性がよく見られ、食物アレルギーが引き金になっていることもあります。耳が隠れている種類や脂漏体質の動物は定期的なチェックをおすすめします。
耳の洗浄と抗炎症点耳薬や抗菌点耳薬を使った治療をしていきますが、全身への投薬や長期に渡る治療が必要な場合や、外耳道切開などの外科手術が必要なケースもあります。
■注意が必要な犬種
・ダックスフント
・ゴールデンレトリバー
・ラブラドールレトリバー
・シーズー
・プードル
・コッカースパニエル
・キャバリア など
■症状
・耳を掻く
・首や頭を傾ける、振る
・臭い
・耳垢や耳だれ
・赤み など
産科
自産できないことも多い小型犬のお産には帝王切開がつきものです。獣医師との連携をとりながら出産をサポートしましょう。
また避妊手術を施していない動物(特に犬)は年をとるにつれ、子宮蓄膿症や乳腺腫などを患うリスクが高くなります。出産予定がないペットは早めに避妊手術を行い、病気を予防してください。
シニア科
動物も人と同様、年齢を重ねるとともにさまざまな体の変化が起こります。
シニア期に入ったら年に1、2回は健康診断や詳しい検査を受け、病気の早期発見や予防に努めましょう。また高齢になると認知症を発症する動物も多く見られます。
ペットの高齢化に対して色々な悩みを持つ飼い主様が来院されますが、ペットとのかけがえのない時間を少しでも長く、健やかに楽しむことができるようお手伝いいたします。
〇シニアトリミング
目や耳が不自由になると、触れられるのを怖がるようになることがあります。
またシニアの動物は心臓に疾患がある場合が多く、トリミングには危険が伴います。
当院では病院内のトリミング室で施術をし、必要に応じて獣医師による健康チェックや処置を行います。
内分泌科
犬や猫にはホルモンの疾患も多く、犬では甲状腺機能低下症や副腎の病気(クッシング症候群・アジソン病)、猫では甲状腺機能亢進症がよく見られます。
また人間同様、糖尿病にも注意が必要です。
内分泌疾患の症状は多岐に渡ります。血液検査を行い正確な判断をすることが重要で、多くの場合は生涯を通して投薬を行います。
■症状
・消化器疾患(下痢や嘔吐)
・神経疾患(ふらつき)
・呼吸器疾患(咳や肺炎)
・元気がない
・食欲不振
・脱毛
・体重の増減
・多飲多尿 など
予防医療
当院では各種予防医療を提案しております。
犬や猫を飼う際、伝染病を予防するうえでワクチンの接種は必須です。
また特に犬の場合は、感染すると死に至る恐ろしい寄生虫もいます。
虫や病気など様々な危険をできるだけ予防し、ペットの健康と幸せな生活を守りましょう。
・各種ワクチン
・ノミ、ダニの予防
・フィラリア、寄生虫の予防
・避妊、去勢手術
・ワンニャンドック など
【ワンちゃん・ネコちゃんの総合健康診断】
犬猫向けの健康診断です。人間ドックのように頭から足の先まで細部にわたって各種の検診、検査をいたします。
飼っているペットは健康だと言えますか?うちの子は元気だし食欲もあるから大丈夫と思っても、検査してみると意外と悪いところが見つかることも…。
早く見つかれば、たとえ手術が必要になっても最低限ペットの負担を軽減する事が出来ます。人も動物も手遅れにならないために、早期発見、早期治療が一番大切です。
血液検査
レントゲン検査
エコー検査
心電図検査
検査には半日かかってしまうため、前もってご予約をお願いします。
※動物の大きさにより多少の上限があります。検査結果によってお薬の処方もあります。
ホルモン検査(甲状腺ホルモン)